「Googleリーダー」がなくなってから、RSSが面倒に…

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 さまざまなWebサイトの更新情報(RSS)をチェックできる「Googleリーダー」のサービスが終了したのは2013年の夏のことだ(当時の記事)。代替のアプリを探して、何とかデータを移行したものの、RSSで情報をチェックするのが面倒になってしまった。使い慣れたアプリがなくなると同時に、やる気も失われてしまったのだ。

 今でも筆者のスマホには、苦労して探したGoogleリーダー代わりのRSSリーダーアプリが入っている。Googleリーダーに登録していたWebサイトのデータを移行したので、まずまず普通に閲覧できる。ところが、やる気を失ってしまったので、以前ほど頻繁にアプリを開かなくなった。

RSSリーダーの代わりにニュースアプリ

 そんなとき、何となく見つけたのが、いわゆる「ニュースアプリ」。こちらが選択することなく、提供側からニュースが配信される。ジャンルが結構充実している。1日に何回か配信されるニュースを読むうちに、情報収集がはかどるようになっていい感じである。

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 筆者がそのニュースアプリを使い始めた頃は、あまり使っている人は多くなかった。なので、広いジャンルで他人よりも先に情報を入手する「情報通」になることができた。「ねえねえこれ知ってる?」など、他人とちょっとした面白話をすることができ、いいアプリを見つけたなと思ったものだ。アプリで見つけたニュースをSNSで共有すると、みんな「いいね!」や「+1」を付けてくれたり、コメントで反応してくれたりした。

 ところが最近、ダンナと妙に「ネタ」が重複するのを感じた。筆者が見つけるネタを、ダンナに話してもいないのに、筆者の興味のあるネタばかりをTwitterなどでつぶやいている。iPad mini Retinaで熱心に情報をチェックしているダンナを発見してのぞき込んで見ると、やはり見慣れた筆者お気に入りのニュースアプリを使っていることが発覚した(笑)。

 知らないふりをして聞いてみる。「良さそうなアプリだね!」「うん、今流行しているみたいなんだ」という会話で、秘密のアプリが全く秘密にならなくなったことを知る筆者なのであった。