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データサイエンティスト、その未来

データサイエンティストの仕事拝見1、リクルートの分析司令塔に密着

小林 暢子=日経情報ストラテジー 2014/03/24 日経情報ストラテジー
出典:日経情報ストラテジー 2013年12月号pp.40-41
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧

 分析官は1日中分析をしているのか。こんな疑問を抱いて、有名データサイエンティストの1日に密着した。分析に向き合う「静」の姿と、プロジェクトを切り回す「動」の姿が浮かび上がる。


 密着したのはリクルートテクノロジーズ(東京・千代田) ビッグデータグループの西郷彰シニアアナリスト。就職や住宅、物販などリクルートホールディングス傘下の事業会社が運営する情報サイトの情報を分析し、現状の可視化や将来の予測を行う。

 9月末のある日の仕事は、朝9時からのミーティングで始まった。人材情報サイトを運営するリクルートジョブズの東京・銀座のオフィスで、テクノロジーズとジョブズ両社からデータサイエンティストとエンジニアが参加。サイトの運営責任者である板澤一樹グループマネジャーを囲んで議論が盛り上がる。 

 事業会社とシステム機能会社という関係の両社だが、気心は知れている。ジョブズのデータサイエンティストである神里栄氏は入社前に西郷氏の部署でインターンの経験があり、大坪弘典氏は大規模分散データベース技術のHadoopを学ぶため、西郷氏の部署に「修業」に出ていたからだ。分析結果のディスカッションを仕切る西郷氏。この時はデータに基づく発想と判断を重視する理系の顔を見せる。

3人の「よもやま」でアイデア

 1時間でミーティングが終わると、八重洲の本社に戻る。10時半からはリクルートライフスタイル(東京・千代田)の秋山純シニアマネジャーと関東東北じゃらんの大橋菜央編集長との「よもやま」が待っている。よもやまとはリクルート用語でテーマを決めない雑談を指す。最近考えていることや、未消化なアイデアがある時に、興味を持ってくれそうなメンバーに声をかけ、ディスカッションするものだ。

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