クラウド、ビッグデータ、モバイル、セキュリティなど、ICTの最前線にフォーカスする専門展「Cloud Days Osaka/ビッグデータEXPO/スマートフォン&タブレット/Security」(主催:日経BP社)が2014年3月6日、大阪・うめきたのグランフロント大阪・ナレッジキャピタルで開幕した。

 会場は、ICTの最新動向を把握しようとする多くのビジネスパーソンで、早くから賑わいを見せた(写真)。会期は3月7日まで。

写真●「Cloud Days Osaka/ビッグデータEXPO/スマートフォン&タブレット/Security」の受付の様子
写真●「Cloud Days Osaka/ビッグデータEXPO/スマートフォン&タブレット/Security」の受付の様子

 午前10時10分からのキーノートには、「パナソニックにおけるデータ分析・情報活用について」と題して、パナソニック コーポレート情報システム社CITA推進センター・所長の松本昌之氏が登壇。経営情報や顧客・市場情報、機器ログ、オープンデータなどのビッグデータを活用した経営スタイルの革新について、これまでの取り組みや課題、今後の方向性について詳しく紹介した。

 このほかキーノート関連では、2日目の3月7日午前10時10分にダイキン工業IT推進部 部長の大西一彦氏が登壇。「グローバル事業展開のスピードアップに向けた標準化の取り組み」と題して、クラウドを活用して迅速なシステム展開を推進する「グローバル標準システム」の柱となる「3つの標準化」について詳しく解説する。また、7日午後5時10分には、NTTドコモ執行役員 研究開発推進部部長の栄藤稔氏が登場。「モバイル&クラウドにおけるイノベーションへの挑戦と実践」と題して、ドコモにおけるアマゾンクラウドを用いたモバイルサービス開発の実例と、今後の大きなトレンドである"Fat-Pipe & Thin Client, Data-Driven, API Centric"型のサービスについて説明する。

 Cloud Days Osaka/ビッグデータEXPO/スマートフォン&タブレット/Securityは、それぞれがクラウドコンピューティング、ビッグデータ、スマートフォン&タブレット、セキュリティに焦点を当てた専門展。4展合わせて86社が出展・協賛し、2日間にわたって62セッションにも及ぶキーノートやセミナーを開講する。Cloud Days Osaka/ビッグデータEXPO/スマートフォン&タブレット/Securityの模様は適時、ITproで速報する。