スペインのバルセロナで、モバイル機器に関する世界最大の展示会であるMobile World Congress(MWC)が開催中です。このタイミングに合わせて多くのメーカーが新製品、新サービスを発表しています(関連記事:Mobile World Congress 2014)。

 気になったのがソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia Z2」と韓国サムスン電子の「GALAXY S5」です。それぞれの製品については、「Xperia Z2、開発者が語る『変える強み』と『変えない強み』」と「サムスン、防水・防塵対応の「GALAXY S5」と新ウェアラブル端末を発表」が、多くの写真で製品の雰囲気を伝えれくれました。

 動画を含めたカメラの機能向上が、一消費者として気になっています。できるだけ早く実物を見てみたいところです。

 特にXperia Z2からは放送の民主化、ソーシャル化の可能性を感じました。2009年に「世界最小の放送局、出版社がパソコンの将来である」という記事を書いたのですが、現実にはスマホさえあれば、パソコンなしで個人が放送局や出版社の機能を持てる時代になりつつある気がしています。

 iPhoneに関する情報はバルセロナからは届いていません。ただ3月には、アップルが現在のiOS7を7.1にバージョンアップし、併せて何らかの新製品あるいは新サービスを発表する可能性があります。

 進化するXperiaやGALAXY、あるいは中国などから登場している激安のスマホに対抗する製品が登場するのかどうか、興味があります。画面の大型化や噂されるiWatchのようなウエアラブル端末との連動が答えになるのでしょうか。