手首に巻く活動量計で、BluetoothやNFCなどの通信機能を備え、スマートフォンやパソコン経由でデータを管理できる製品。スポーツメーカーのNikeが2012年に「Nike+ FuelBand」を発表し、2013年7月にはソフトバンクが米Fitbit「Fitbit Flex」の国内提供を開始。2014年1月には、NTTドコモとオムロンの合弁企業ドコモ・ヘルスケアが「ムーヴバンド」を発売した。2014年2月には、「Mobile World Congress 2014」でソニーモバイルコミュニケーションズが「SmartBand SWR10」、韓国サムスン電子が「Gear Fit」をそれぞれ発表している。

 加速度センサーを内蔵し、装着した人の活動を記録する。運動量以外に睡眠時間なども記録して健康管理に使用する。クラウド型の管理サービスと連携していて、スマートフォンやパソコン経由でデータを送信し、スマートフォンのアプリやWebサイトで活動量をグラフ化して、ユーザーに見せる機能がある。