子どものプログラミング学習を支援するプロジェクト「Programming Education Gathering(PEG)」のキックオフイベントが2014年2月8日、東京大学本郷キャンパス情報学環・福武ホールで開催された(写真1)。

 このプロジェクトは、子ども向け参加型創造・表現活動を支援するNPO法人であるCANVASが主催し、後援企業や学校・自治体・教育関係団体などにより編成されたもの。子どもが継続的にプログラミングを学習できる場やコンテンツの作成・提供を狙いとする。

写真1●イベントは福武ホール内の福武ラーニングシアターで開催された。当日都内は雪にみまわれたにもかかわらず盛況だった。(写真/都築雅人、以下同)
写真1●イベントは福武ホール内の福武ラーニングシアターで開催された。当日都内は雪にみまわれたにもかかわらず盛況だった(写真/都築雅人、以下同)
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 PEGでは手のひらサイズの小型PCボード「Raspberry Pi」(関連ページ:ITproまとめ - Raspberry Pi)を5000台用意し、子ども向けのワークショップを開催する団体や学校などに展開する。1年間を目途に2万5000人以上の児童・生徒の参加を目指す。本格展開は2014年4月からの予定で、Raspberry Piの贈与か貸与かといった具体的な形態は、個別対応で決定する(関連記事)。