「LINEが2013年のゲームを除くアプリ売上世界1位に、ダウンロード数では6位、米調査会社」を読んで、ネットの分野で世界と戦う厳しさを再認識しました。

 登録ユーザー数が3億人を超してなお増え続けるLINEは日本で生まれたネットサービスとしては最大の勝ち組でしょう(関連記事:LINEの登録ユーザーが3億人突破、2014年中に5億人目指す)。タイトルにあるように、ゲームを除くアプリとしての売上高は世界一ですが、冒頭の記事によれば、そのLINEですらゲームを除くアプリのダウンロード数で世界6位に下がります。

 1位はFacebookですが、2位には同じスマートフォン向けのチャットアプリであるWhatsApp Messanger、3位にはマイクロソフトのSkype、4位にFacebook Messangerが、9位と10位にも同様のアプリがランクインしています。ネットの世界には、利用者の数がやがて売り上げをもたらすという考え方があります。ダウンロード数で上回る競合アプリとこれからどう戦っていくのか、激闘が続きそうです。