2014年2月7日(現地時間)に開幕する第22回オリンピック冬季競技大会(ソチオリンピック)。大会最終日の2月23日(同)まで、様々な種目で熱戦が繰り広げられる。

 日本からも、フィギュアスケート、スピードスケート、スキー・フリースタイル、スキー・ジャンプ、カーリングなど各種競技に数多くの選手が出場する。欧州で開催されるオリンピックのときはいつもそうだが、日本選手を応援しようとテレビ観戦すると、どうしても深夜帯が多くなってしまい、寝不足の日々が続くことになりそうだ。

ソチオリンピックの会場(米アバイア提供)
ソチオリンピックの会場(米アバイア提供)
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 競技の様子はテレビだけでなく、インターネットなども使って世界各国に配信される。もちろん、競技に参加したり観戦したりするために、世界中から多くの人々がソチを訪れる。こうしたオリンピックを支えるネットワークは、年々重要さを増している。

 その背景には、スマートフォンなどネットワークに接続する端末が増加したことや、「動画配信」のニーズが高まっていることが挙げられる。おそらくソチを訪れる多くの人が、スマートフォンなどのモバイル端末を利用して、競技の情報を得たり競技の動画を閲覧したりするだろう。

 また、ロシアの街中にあるデジタルサイネージなどへも、競技の情報や動画が配信されるという。