ノートと同様にデスクトップでも4つの項目について満足度を聞いた。総合満足度で上位に入ったメーカーは、各項目のランキングでも目立っている。例えば、「操作性・使い勝手」の1位はエプソンダイレクト。マウスコンピューターは「コストパフォーマンス」、ソニーは「デザイン」の項目で1位となっている。こうした明確な特徴を持っていることが、各メーカーの満足度の向上に寄与していると考えられる。

 性能・機能では全メーカーが5.6~6.5ポイントの間に入り、大きな差はつかなかった(図1)。1位となったのはマウスコンピューター。「大手メーカー品に比べて、最新の部品が使用されている」(50代男性)と、CPUなど新型のパーツが登場したときにいち早く搭載製品を入手できる点を評価する声が見られた。

●[デスクトップ]性能・機能の満足度
●[デスクトップ]性能・機能の満足度
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拡張性の高さを評価

 操作性・使い勝手で1位となったエプソンダイレクトには「ミニタワーで小型でありながら、ハードディスクが3台搭載できるなど拡張性が高い」(60歳以上男性)と、本体ケースやインタフェースの使い勝手が高い点を評価する意見があった(図2)。拡張スロットの種類を選択できる、ディスプレイを3台搭載できるといった柔軟な拡張性を備えたモデルを用意した点などが評価につながったと考えられる。

●[デスクトップ]操作性・使い勝手の満足度
●[デスクトップ]操作性・使い勝手の満足度
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