ldconfig
共有ライブラリの依存関係情報を更新する(1)
構文
ldconfig [オプション] DIR...
オプション
-v, --verbose | バージョンを表示し、リンクを新しく生成するたびにその内容を表示する |
-n | コマンドラインで指定されたディレクトリDIRのみを処理する |
-N | ライブラリキャッシュを更新しない(-Xが指定されていなければリンクは更新される) |
-X | リンクを更新しない(-Nが指定されていなければライブラリキャッシュは更新される) |
-f CONF | /etc/ld.so.confの代わりに設定ファイルCONFを指定する |
-C CACHE | /etc/ld.so.cacheの代わりにキャッシュファイルCACHEを指定する |
-l | ライブラリを手動でリンクする(ライブラリモード) |
-p, --print-cache | 現在のライブラリキャッシュの内容をリスト表示する |
-c, --format=FORMAT | キャッシュファイルのフォーマットを指定する(old/new/compat) |
DIR | 共有ライブラリを検索するディレクトリ |
説明
共有ライブラリファイルにリンクを張ったり、共有ライブラリの依存関係情報が格納されたライブラリキャッシュを更新したりする。キャッシュファイルは通常、/etc/ld.so.cacheである。共有ライブラリを検索するディレクトリは、/libと/usr/lib、そして/etc/ld.so.conf(および/etc/ld.so.conf.d/*)ファイル内で指定されたディレクトリ。
使用例
共有ライブラリの依存関係情報を更新する。
# ldconfig