Google Glassをかけて生活し、異次元のデジタル・ライフに足を踏み入れた。Google Glassとナビゲーション機能の連携は予想以上に便利で、自動車内で新しいマンマシン・インタフェースが生まれつつある。Google Glassに惹きつけられた主因は音声操作で、語りかけて瞬時に情報にアクセスできる。Google Glassをかけて街を歩くと、昼時には近くのレストランを、尋ねる前に教えてくれる。Google Glassは消費者にとって便利なだけでなく、ビジネスの観点からは、究極の広告配信メディアとなる。

出典:VentureClef
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Google Nowが欲しい情報を先回りして表示する

 Google Glassをかけて生活すると、グラスはこちらが欲しいと思っている情報を先読みし、ディスプレイに表示する。お昼時、サンフランシスコ対岸のサウサリトを歩くと、Google Glassが近くの人気レストランを教えてくれる。上の写真(出典はいずれもVentureClef)がその様子で、すぐ近くに「The Trident」というシーフード・レストランがあると、文字と写真で案内する。お腹が空いた時に、近くの人気レストランが表示されると、そちらに足が向く。これは「Google Now」をGoogle Glassに実装したもので、利用者の位置と時間に応じて、最適な情報を配信する機能である。Google Nowは人間の秘書のように、利用者が欲している情報を先読みしてプッシュするサービスである。