スマートフォンの総合満足度をより詳しく分析するため、アンケートでは「性能・機能」「操作性・使い勝手」「デザイン」「通信」「サポート」の5項目についても満足度を聞いた。点数の出し方は総合満足度と同様。ここでは製品ごとに5項目のチャート図をまとめて紹介していく。

 各製品のチャート図を見比べて分かるのは、上位の製品では性能・機能と操作性・使い勝手、デザインの3項目については5~7ポイント前後と高い値になっていること。特に、性能・機能と操作性・使い勝手が高い製品は総合満足度の順位も高い。

 下位の国内メーカー製品に対しては「発熱して動作が止まる」といった意見が散見された。安定性に劣っていたことが評価を下げた一つの要因とみられる。

 通信とサポートの値を見ると、どの機種も3ポイント以下。ユーザーが恒常的に不満を感じているポイントといえる。上位に入った製品でも「つながりにくい」といった通信事業者に対する苦言を寄せるユーザーが多かった。

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