昔は毎日のように耳にしていたのに、最近はほどんど聞かなくなったなあ、と感じている言葉があります。Wintelです。

 ご存知の方も多いかと思いますが、Wintelは、WindowsとIntelの二つの言葉を合わせたもので、Windowsを提供するマイクロソフトと、CPUを提供するインテルという2社が、実質的にPCの世界を支配していた状況を表現するのに使っていました。当時の両社は圧倒的な強さを持っていたと思います。

 年明けに「あなた対スマホの年」でも書きましたが、ITの主役がPCからスマートフォンに変わる中で、2社の影響力が下がり、Wintelという言葉が使われなくなったのでしょう。褒め言葉ではなかったのですが、聞かなくなると少し寂しいのも事実です。

 Wintelに変わる言葉があるのでしょうか。スマートフォンの主役はAppleでありGoogleです。GoogleというよりAndroidの方がいいかもしれません。CPUはARMアーキテクチュアになるでしょう。

 偶然ですがAばかりです。格付けではありませんが、AAAと名付けることもできそうです。Amazon Web Services(AWS)を提供するAmazon.comを加えてAAAAとするのもいい気がします。