chattr
ファイルの属性を変更する(1)
構文
chattr [オプション] [属性] FILE...
オプション
-R | 変更を再帰的に適用する |
-V | 詳細に出力する |
FILE | ファイルを指定する |
属性
a | 追記のみ可能とする |
c | ファイルを圧縮する |
d | dumpの対象外とする |
e | 拡張フォーマットを使用する |
i | 変更できなくする |
j | データのジャーナリングを行う |
s | 安全な削除(データブロック内を消去) |
t | 末尾のマージをできなくする |
u | 削除できなくする |
A | atime(アクセス時刻)を更新しない |
D | ディレクトリを同期的に更新する |
S | 同期的に更新する |
説明
ext2/ext3/ext4ファイルシステムで利用できる拡張属性を設定する。「+属性」で属性の設定、「-属性」で属性の削除を行う。「=属性」でその属性だけが設定される。
使用例
samplefileを削除不可能にする。
# chattr +i samplefile
samplefileを削除できるように戻す。
# chattr -i samplefile
関連事項
lsattr