クリスマスイブです。昨日までの三連休でクリスマスプレゼントを買った方も多いのではないでしょうか。

 米国に「サイバーマンデー」という言葉があるように、クリスマスのプレゼントはオンラインで買うのがそれなり一般的になってきたのではないか。なんとなく、こう考えていましたが、実態は異なるようです。

 今日、公開した「ショッピング・シーズンでも進展しない『オムニチャネル』の苦悩 」という記事を読んで再認識しました。まだまだ実店舗での売り上げがオンラインショッピングよりも圧倒的に大きい、つまり昔と同じように、店舗でクリスマスプレゼントを選ぶ人が圧倒的なのです。

 ショッピング・シーズンでも進展しない「オムニチャネル」の苦悩 は、タイトルにもあるオムにチャネルを、まだバズワードの段階にあると論じています。毎日、ITを追いかけて暮らしているせいか、オンラインショッピングの影響を過大評価しているのかもしれません。

 そういえば、まだ自分でもクリスマスプレゼントを買ってなかったことに気づきました。イブのうちに手に入れるなら、実店舗で買う方法しかありません。この時間から当日配送してくれるオンラインサイトはないだろうからです。少し前に、無人小型飛行機を使ってアマゾン・ドット・コムが物流センターから30分以内の配達を可能にするプロジェクトを進めているという記事(「Amazon.com、小型無人飛行機による配送システムを開発中」)がありました。オンラインショッピングにはまだ克服すべき課題が残っているようです。