私は、企業の人材育成のお手伝いを生業としています。企業の人事部や人材開発部、時には経営者の方に「どのような人材を育てたいか」に関する話を聞き、「このようなアプローチがよいのでは」などと提案することもあります。

 企業の人材開発担当者同士で学び合うコミュニティー活動も行っており、そこでは業界や企業を超えて、多くの現場の課題を議論します。こうした場を通じて、現場のエンジニアやPM(プロジェクトマネジャー)、ラインのマネジャーやリーダー、事業部の育成担当、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)担当者など、若手と身近に接している多くの方たちと話す機会を持っています。