会社員限定ですが、必ず生産性を向上させる方法があります。コラボレーションソフトを導入するのではありません。パソコンを使っているときの、文章の入力速度を上げることです。

 「覚えておきたい!日本語入力のコツ」を読んで、改めてこう思いました。この特集は、多くのパソコンに最初から搭載してあるマイクロソフトの「IME 2010」の使いこなしについてまとめたものですが、辞書の設定法など、なるほどと思わされたものがいくつもありました(関連記事:[活用4]用途に合わせて辞書を設定、最新の状態に更新するのも忘れずに)。

 IME 2010のようなFEPには相性のようなものもあります。ジャストシステムのATOKやGoogle 日本語入力を使うことこそ、生産性向上の切り札だと考えている方もいらっしゃるでしょう。ブラインドタッチの習得で生産性が上がったという方もいるはずです。

 パソコンを使うのに慣れてしまうと無意識になりがちですが、文章をはじめとしたデータをどう入力するかは重要な問題です。辞書の設定法だけでなく、ファンクションキーも十分使いこなせていなかった筆者にも、まだまだ生産性向上の余地がありそうです。