最終回となる第5回目では、日本のマネジメント層のコミュニケーション力について持論を述べたい。いろいろな企業からグローバル人材の育成について相談を受けることが多くなったが、グローバル人材育成に危機感を持っている企業の多くは、これから海外比率を大きく伸ばしていこうとする企業だ。その中でグローバル人材育成を唱えている幹部クラスの多くは、海外経験もなく英語も話せない方々だったりする。