アジアで勝つ、グローバル人材の創り方
目次
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若手よりも、マネジャーのコミュニケーション力が問題に
最終回となる第5回目では、日本のマネジメント層のコミュニケーション力について持論を述べたい。いろいろな企業からグローバル人材の育成について相談を受けることが多くなったが、グローバル人材育成に危機感を持っている企業の多くは、これから海外比率を大きく伸ばしていこうとする企業だ。その中でグローバル人材育…
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世界中のどこでも、「場の空気」をつかめる人間が勝つ
グローバルでのリーダーシップについてよく議論される。日本のように協調性が刷り込まれた集団を率いるのと、我の強い個人主義の集団を率いるのとでは、当然リーダーシップのあり方も異なる。メンバーへの接し方、ミッションの伝え方、アドバイスの仕方、一つ一つに、日本流では通用しても、海外では別のやり方が必要なも…
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自己主張したいなら論理のフレームワークを持て
日本人と比較すると、外国人は欧米人もアジア人でも、自己主張が強い。日本で研修する際に、講師が「何か質問はありませんか」と投げかけても質問が出ないことが多いが、海外ではそのようなことはない。「ここで質問しけりゃ損」とばかりに、積極的に手を挙げて質問をする。しかも、鋭い視点の質問ばかり。はっきりと世界…
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「聞き返し」と「言い直し」が共通理解を深める
2回目以降は、グローバル人材に必要なコミュニケーションの具体的なスキルについて解説していく。プロのファシリテーターが使う基本的なテクニックに「今の発言はどういう意味ですか」「あなたの今の発言はこういう意味合いでよろしいでしょうか」と“聞き返す”というものがある。会議のファシリテーションで発している…
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アジアで勝つ、グローバル人材の創り方 コミュニケーション力を鍛える
グローバル人材育成で重要な要素の一つである「コミュニケーション力」を鍛えるにはどうすべきか。この疑問にプロのファシリテーターの立場から、スキル開発の具体的な方法論を解説した。
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日本人に欠けるのは英語力より「現代国語力」
筆者は、会議や議論の場を進行するプロのファシリテーターとして、企業における会議のファシリテーションおよびコミュニケーションに関する研修を手がけている。そして当社自身も今、海外企業と提携したグローバル人材を育成するためのプログラムを提供したり、多言語でのファシリテーションサービスを始めるなど、グロー…
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