iconv
文字コードを変換して出力する(1)
構文
iconv -f ENCODING -t ENCODING INPUTFILE
オプション
-f, --from-code ENCODING | 変換元の文字コードをENCODINGに指定する |
-t, --to-code ENCODING | ENCODINGに指定した文字コードに変換する |
-l, --list | 利用可能な文字コードを表示する |
-I,--ignore-case | プロセス名の大文字と小文字を区別しない |
-o, --output OUTPUTFILE | OUTPUTFILEに指定したファイルに出力する |
INPUTFILE | 変換元ファイル名 |
ENCODINGに指定できる主な文字コード
文字コード | ENCODING |
---|---|
UTF-8 | UTF8、UTF-8 |
UTF-16 | UTF16、UTF-16 |
Shift-JIS | SHIFT-JIS、SHIFT_JIZ、SJIS |
EUC-JP | EUC-JP、EUCJP |
JIS (ISO2022) | ISO-2022-JP、ISO2022JP |
説明
文字コードを変換して出力する。変換前のファイルをINPUTFILEに(もしくは標準入力に)、その文字コードを-fオプションで、変換先の文字コードを-tオプションで指定する。変換結果は標準出力に出力される。ファイルに出力するには、-oオプションを使うか、リダイレクトを利用する。
使用例
文字コードがEUC-JPであるsampleファイルをUTF-8に変換し、sample.utf8ファイルに保存する。
$ iconv -f EUCJP -t UTF8 sample > sample.utf8