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 電子的なお金である電子マネーは、私たちの生活にすっかり浸透した。代表的なものはJR東日本が提供する「Suica(スイカ)」だろう。電車に乗る時だけでなく、コンビニエンスストアでの買い物や自動販売機など、様々な場面で支払いに利用できる。現金を持ち歩く必要がない。ほかにもセブン&アイ・ホールディングスの「nanaco(ナナコ)」やイオンの「WAON(ワオン)」、楽天の「楽天Edy(エディ)」など種類も豊富だ。

 電子マネーを入れる“財布”に相当するのがICカード。今では多くの人がリアルの財布にICカードを入れているはずだ。

 さらに「モバイルSuica」に代表されるような、携帯電話やスマートフォンに電子マネーを入れて、支払いに使うモバイル決済機能「おサイフケータイ」の利用者も多い。財布は持ち歩かなくても携帯電話やスマホだけは肌身離さず持っているという人には、モバイル対応の電子マネーが有効だろう。