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 ユーザーの体に装着した状態で利用するコンピューター。米Googleが開発中のメガネ型コンピューター「Google Glass」や、韓国サムスン電子が開発した腕時計型の「GALAXY Gear」などがある。

 昨今、スマートフォンが普及したことにより、それまでPCやデジタルカメラが担っていた「情報収集」や「撮影」といった処理を、外出先でより手軽に実行できるようになった。ウエアラブルコンピューターは、“スマホの先”を見据えた機器だ。

 具体的には、腕時計型のウエアラブルコンピューター(スマートウォッチ)を使えば、カバンの中に入れたスマートフォンと連携動作して、SNSの最新データを表示したりハンズフリーで電話発信したりできる。メガネ型のウエアラブルコンピューターは、目前に地図データを表示するナビゲーション機能を提供したり、目で見た風景を人知れずハンズフリーで録画したり、といった活用法が想定されている。