デルは2013年11月14日、都内で新製品発表会を開催し、「Venue Pro」シリーズのWindowsタブレット2機種を発表した。
最初にデル クライアント製品&ソリューションマーケティング本部 部長の秋島健一氏が登壇し、新製品を発表する背景を解説した(写真1)。
秋島氏は日本のタブレット市場について、「法人向けと個人向けの区別がなくなりつつある」と分析。タブレットの代表格であるiPadはもちろん、デルのWindows 8タブレット「Latitude 10」についてもその傾向がみられ、法人と個人の両方から好評を博しているという。
デルは海外でAndroidタブレットをリリースしているが、国内向けはWindowsに限定する意向を示した。そのWindowsタブレットとして、新たに「Venue Pro」シリーズを展開。海外で発売中の「Venue 8 Pro」と「Venue 11 Pro」の両モデルを、国内向けにも投入することを発表した。
両モデルに共通する特徴は、「キーボードオプション」「ペン対応」「3G対応・SIMフリー」の3点。特に3G対応モデルの投入にあたっては、「いよいよ国内でもSIMフリーのWindowsタブレットを投入する」(秋島氏)と宣言した。「タッチ、キーボード、ペン操作に対応し、Officeも搭載する。デルならWindowsタブレットができることにすべて対応できる」(同)とアピールした。
Office搭載でも4万円強の低価格タブレット「Venue 8 Pro」
Venue Proシリーズの詳細は、デル クライアント製品&ソリューションマーケティング本部 マーケティングマネージャーの金泰英氏が解説した(写真2)。
「Venue 8 Pro」は、8型・1280×800ドットのIPS液晶を搭載したWindows 8.1タブレット(写真3)。片手で持てるサイズで、薄型軽量な本体が特徴となる。