大型スマートフォンとも小型タブレットともいえる、画面サイズが5~7インチの「ファブレット」と呼ばれるモバイル機器の売り上げが急拡大しています(関連記事:2013年Q3の世界スマホ市場、Androidが初めて80%超に)。世界では2013年第3四半期だけで、500万台以上が出荷されたという調査結果があるほどです。

 大型化したスマホだけではありません。タブレット市場を切り開いたアップルは11月12日から、画面サイズ7.9インチの新型iPad miniの発売を開始しました(関連記事:高精細版iPad miniがアップルオンラインストアで販売開始)。スマホ市場からは撤退を決めたNECもファブレットでは新製品を発表しました(関連記事:NECが7インチAndroidタブレットの新製品を発表、ノートPCとの連携も)。ほかにもグーグルのNexus 7やアマゾン・ドット・コムのKindle Fire HDXなどタブレット側の有力な新製品も数々あります。

 スマートフォンも10インチサイズのタブレットも業務で使っていますが、最新のファブレットに食指が動きます。「生きるべきか、死ぬべきか」と語ったのはハムレットですが、「買うべきか、買わざるべきか」、魅力的なファブレットの新製品ラッシュを前に悩んでいます。