WiMAXは無線通信規格の一つで、主にモバイル端末のインターネットアクセスで使われている。国内ではUQコミュニケーションズが2009年2月に「UQ WiMAX」としてサービスを開始。下り最大40Mビット/秒、上り最大15.4Mビット/秒という、第3世代携帯電話(3G)や3.5Gに比べて高速な伝送速度を特徴とする。

 ただし2010年12月以降、携帯電話各社が下り最大75Mビット/秒のLTE(Long Term Evolution)サービスを始めると、速度面で見劣りするようになった。そこでUQコミュニケーションズは2013年10月31日、下り最大110Mビット/秒のWiMAXサービス「WiMAX 2+」(ワイマックスツープラス)を開始。サービス開始当初の対応エリアは東京都内の環状7号線内の一部に限られるが、2013年度末には東名阪、2014年度末には全国へ拡大する予定である。