SambaはWindows Serverが持つファイルサーバーやドメインコントローラーなどと互換の機能を提供する、オープンソースのサーバーソフトウエアである。1992年に開発が開始されてから既に20年以上の実績を持つ。現在のメジャーバージョンは4であり、Sambaはこの版で新たにActive Directoryと同等の機能を提供できるようになった。本連載では、Samba 4を取り上げ、従来のSambaからどう変わったのか、また実際にSamba 4サーバーを構築・運用する上でどのような点に注意が必要になるのか、などについて解説していく。
連載
Samba 4によるWindowsネットワーク構築
目次
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第4回 Samba 4でのシステム構成例
Samba 4はADのDCとして振る舞える。では、具体的にどのようなシステム構成を取れるのかを具体的に見ていこう。
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第3回 利用に際して押さえておきたい事項
Samba 4には、これまでのSambaにはない概念が取り入れられている。それらについて説明しておく。Samba 4は、Active Directoryにおけるドメイン・コントローラ(DC)として動作する際、「ドメイン」「ドメインツリー」「フォレスト」と呼ぶ要素を管理する。
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第2回 Samba 4で何ができるようになったのか
前回は、Sambaの概要とSambaの根底にあるMicrosoftネットワークについて見てきた。Samba 4になっても、Windows Serverのように振る舞うことは変わらない。ただし、実現の仕組みが変わったほか、できることも広がった。ここではSamba 4の新機能やこれまでのSambaとは…
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第1回 SambaとMicrosoftネットワークの概要
SambaはWindows Serverが持つファイルサーバーやドメインコントローラーなどと互換の機能を提供する、オープンソースのサーバーソフトウエアである。1992年に開発が開始されてから既に20年以上の実績を持つ。 現在のメジャーバージョンは4であり、Sambaはこの版で新たにActive D…
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