NECは2013年10月8日、Androidタブレット「LaVie Tab E」2モデルを発表した。どちらも初心者や家庭での利用を想定したホームユーザー向けで、必要十分な機能と性能を確保しつつ価格を抑えたコストパフォーマンスの高さが特徴だ。7型ディスプレイを搭載する「LaVie Tab E TE307/N1W」はNECの直販サイトでの価格が1万7850円、10.1型ディスプレイの「LaVie Tab E TE510/N1B」は3万4860円となっている。今回は10.1型ディスプレイのLaVie Tab E TE510/N1Bをレビューした。

額縁部分が大きいので、少し古さを感じさせる「LaVie Tab E TE510/N1B」。直販価格は3万4860円
額縁部分が大きいので、少し古さを感じさせる「LaVie Tab E TE510/N1B」。直販価格は3万4860円
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シンプルで好ましいデザイン

 デザインはとてもシンプルだ。色は黒に近いグレーのメタリックで、背面部分は凹凸のある仕上げで滑りにくくなっている。背面は少し強く押すと凹むなど、全体に堅ろう感や質感の高さにはやや欠けるが、価格を考えれば納得できるレベルだ。

 重さは約560gと10.1型クラスのタブレットの中では軽い方。バッテリー駆動時間は約8時間あり、家庭向けタブレットという位置づけだが、携帯性も十分に思える。気になったのはディスプレイ周囲の黒い額縁部分の広さで、このせいで少し古いタブレットのように見えてしまう。

10.1型Android搭載タブレット「LaVie Tab E TE510/N1B」。直販サイトでの価格は3万4860円
10.1型Android搭載タブレット「LaVie Tab E TE510/N1B」。直販サイトでの価格は3万4860円
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デザインはシンプルですっきりとしている。カメラは、フロントとリアの両方に搭載
デザインはシンプルですっきりとしている。カメラは、フロントとリアの両方に搭載
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iPad(第三世代)と比較した。横幅は広いけれど、重さはLaVie Tab Eの方が軽い
iPad(第三世代)と比較した。横幅は広いけれど、重さはLaVie Tab Eの方が軽い
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