「なぜ」を繰り返し、問題の原因を追究する「なぜなぜ分析」。同じミスを2度と起こさないため、多くの企業が今真剣に向き合う手法だ。分析のコツを知ろうと、日経情報ストラテジー主催のセミナー「なぜなぜ分析 演習付きセミナー」には既に2000人以上が参加した。今でも開催のたびに満席が続く。トラブルの再発防止に有効と評判で、IT業界からの受講者が急増しているのが特徴的だ。

　講師はなぜなぜ分析の理論を構築した、マネジメント・ダイナミクスの小倉仁志社長（関連記事：「なぜ」が足りないのを、意識の低さのせいにするな）。この特集は小倉氏の協力を得た、重要点の復習から最新事例紹介までの決定版である。

　特集の最終回には「理解度テスト」を掲載、小倉氏のセミナー受講経験者や書籍『なぜなぜ分析 実践編』『なぜなぜ分析 管理編』の読者は満点を目指そう。

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