マイクロソフトのOS、「Windows XP」のサポート終了がいよいよ迫ってきた。同じく2014年4月に迎える「Office 2003」のサポート終了もあわせて、「2014年問題」と呼ばれるほどだ。来年4月まで7カ月となった2013年9月5日に、日本マイクロソフトはWindows XPとOffice 2003の切り替えを促進するため、中堅・中小企業ユーザー向けに「PC購入支援キャンペーン」と「移行促進キャンペーン」を発表している。サポート終了まで、一刻も猶予はない。

 Windows XPの切り替え先として、多くの企業は最新のWindows 8よりも伝統的なUIを持つWindows 7に注力している。しかしOffice 2003のサポート終了については、Windows XPに比べて認知度はいま一歩のようだ。こちらはクラウド版の新しいOfficeが切り替え先として有望とされている。サポート終了に伴い、クラウド時代が一気に来るかもしれない。