大手ユーザー企業のCIO(最高情報責任者)と主要ベンダーの経営幹部で構成する「ITpro EXPO ステアリング・コミッティ」は8月21日、17社のメンバーが集まり、「企業や日本社会の成長に向け何をなすべきか」について議論を深めた。大手ユーザー企業6社のCIOに続き、主要ITベンダー11社の経営幹部は、日本企業の競争力を強化するための戦略的なデータ活用を提言した。

(日経コンピュータ、日経情報ストラテジー、ITpro共同編集)

技術の負の側面を解決するのも技術
 岩本 敏男 氏
 NTT データ 代表取締役社長


ICTを駆使して「見える化」の実現を
 古森 茂幹 氏
 日本ヒューレット・パッカード 取締役 専務執行役員


現場の分かる人がデータ活用の先頭に
 齊藤 裕 氏
 日立製作所 執行役専務 情報・通信システム社 社長


ビッグデータ活用の本質は価値の発見
 佐相 秀幸 氏
 富士通 代表取締役副社長


ユーザーとベンダーで共創を目指す
 嶋本 正 氏
 野村総合研究所 代表取締役社長


「SMAC」という大きな変化が進展
 下野 雅承 氏
 日本IBM 取締役副社長執行役員


創造力や統合力が「企業力」になる
 庄司 哲也 氏
 NTT コミュニケーションズ 代表取締役副社長


ITで高品質、サービスを輸出可能に
 関戸 亮司 氏
 アクセンチュア 代表取締役副社長


積極的なデータ活用の道を探るべき
 新野 隆 氏
 NEC 代表取締役 執行役員副社長


ICT活用の「知恵比べ」の時代に
 樋口 泰行 氏
 日本マイクロソフト 代表執行役社長


全産業とネットが融合する
 山野 修 氏
 EMCジャパン 代表取締役社長


(氏名五十音順)

 ステアリング・コミッティ提言の内容は、ITpro EXPO 2013の初日、10月9日(水)12時から、メインシアターにおいて「ITpro EXPO 2013 ステアリング・コミッティメンバー パネルディスカッション」と題し、今後日本企業が成長する上でのビッグデータに対する期待、経営・事業戦略に生かすためのポイントや課題について議論する。

(写真:新関 雅士)