Samsungは、2013年9月4日、スマートウォッチ「Galaxy Gear」を発表し、この模様はYouTubeでライブ放送された。アメリカでは主要メディアがGalaxy Gearを未来のガジェットとして報道し話題を呼んだ。その一方で、多くのニュース・サイトは、Galaxy Gearはスマートウォッチとは呼べないなど、厳しい評価を下した。Appleを筆頭に、GoogleやMicrosoftがスマートウォッチを開発しているといわれ、市場は急速にウェアラブルに向っている。

出典: Samsung Electronics

スマートウォッチはスマホと連携して動作

 Galaxy Gear (上の写真) は腕時計型のプロセッサーで、Galaxy Note 3やGalaxy Note 10.1と連動して稼働する構成になっている。Galaxy Gearはディスプレイにタッチして操作し、ホームスクリーンを中心に左右と上下に移動 (下の写真) して機能を選択する。ホーム・スクリーンには時刻とアイコンが表示される。左右に移動すると、住所録、通話記録、アプリ、通知、S Voice、設定画面となる。上下に移動すると、カメラ撮影、電話発信画面となる。

出典: Samsung Electronics

 Galaxy Gearは、電話、SMS、メール、アラートの着信をNotifications画面に表示し、Smart Relay機能で、これらメッセージをGalaxyデバイスに表示する。Galaxy Gearはハンズフリー・コール機能があり、手首を耳のところにもっていき通話する。マイク二台とスピーカーはリストバンドの留め金に実装されている。S Voiceは音声でコマンドを入力する機能で、メール作成やSMS送信を音声で行うことができる。Siriのように、明日の天気について、音声で尋ねることができる。Galaxy Gearにはリストバンド外側にカメラが搭載されており、写真やビデオ撮影を行える。Memographerがその機能で、ホーム画面を下方向にスワイプし、画面にタッチしてシャッターを切る。