米国時間の2013年9月10日、米AppleがiPhoneの新機種「iPhone 5s」と「iPhone 5c」を発表した。様々な事前報道による予想に違わず、廉価版のiPhone 5cが新たに登場し、従来モデルは高機能なiPhone 5sと位置付けられた。5cがカラフルなプラスチック製ボディーを採用したことや、5sに指紋認証機能が搭載されたことなども事前の予想通り。そのほかのスペックを見ても、ハードウエアとしてはユーザーを驚かせるほどの新機軸はなかったと言える。
にもかかわらず、日本ではこれまで以上にこの新しいiPhoneへの関心が高まっている。言うまでもなく、NTTドコモがiPhoneの販売を開始することになったからだ。2008年のソフトバンクモバイルによるiPhone発売から5年、2011年のKDDI(au)参入から2年、ついにドコモがiPhone販売に踏み切った。
iPhone 5s/5cの発売は9月20日。9月13日朝の時点では、端末価格や通信料金などは明らかにされていない。いったいNTTドコモがどのような価格/料金を付けてくるのか、それに対してKDDIやソフトバンクモバイルがどう対抗してくるのか。しばらくは目が離せない。
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