Windows 8では、デスクトップで動作する「デスクトップアプリ」とは別に、タッチ操作に最適化されたModern UIで動作する「Windowsストアアプリ」が利用できる。
このWindowsストアアプリは、タッチ操作がしやすいだけでなく、Windows 8とWindows RTのどちらでも動作するという大きな特徴を持っている。ただし、これまでとは異なるアプリケーションであるため、インストール方法1つとってみても従来のものとは、かなり違う操作になることは覚悟しなければならない。
そこで今回のWindows 8道場は、Windows ストアアプリの新しい管理方法について解説する。
「ストア」アプリを起動する
Windowsストアアプリは、従来のようにCD-ROMなどのパッケージや、Webサイトから自由にダウンロードしてアプリケーションをインストールすることはできない。アプリをインストールするには、必ず「ストア」アプリを経由することになっている。
Windows 8の「ストア」とは、アップルストアやGoogle Playに代表されるアプリケーションマーケットのことだ。主にWindows 8やRTで動作するWindowsストアアプリを販売していたが、デスクトップアプリの販売も始まっており、2013年7月時点で有料無料を合わせ10万以上のアプリケーションが、既に登録されていると言われている。
それでは、Windowsストアの起動方法から説明していこう。まず、PCやタブレットがインターネットに接続されていることを確認したら、スタート画面の「ストア」と記述されたタイルをクリック(タップ)する。これでWindowsストアが起動する。ストア自身もWindowsストアアプリなので画面は全画面で表示される(図1)。