第3回は、前回詳細を説明したkonashiを用いて、JavaScript+konashi.jsで実際にサンプルを動かします。
開発環境と使用する言語
iOS端末の用意まず、konashiを制御するためにiOS端末を用意しましょう。konashiが対応しているiOS端末は表1になります。なお、iPadでは互換モードでの動作となります。筆者の実行環境は、iPhone 4S、iOSのバージョンは6.1.3です。
シリーズ名 | 機種 | 対応OS |
---|---|---|
iPhone | iPhone 4S, iPhone 5 | iOS6.0以降 |
iPad | iPad mini、iPad(第4世代 / 2012年11月モデル)、iPad(第3世代 / 2012年3月モデル) | iOS6.0以降 |
iPod touch | iPod touch(第5世代) | iOS6.0以降 |
本特集では、JavaScriptによる開発を対象とします。前回解説した通り、JavaScriptでの開発ではユカイ工学が無償で提供する「konashi.js」というアプリを利用します(写真1)。まずは、「konashi.js」をダウンロードしましょう。そして完了したら早速konashi.jsを起動します。
konashi.jsの機能(1) jsdo.it上のコード検索konashi.jsは、カヤックが運営するWebコーディング環境を備えたソーシャル・コミュニティ・サービス「jsdo.it」と連携しています。jsdo.it上のコードを検索し、気に入ったユーザーのサンプルをすぐに実行、試すことができます。konashi.js用のコードには「konashi」というタグが付けられているので、まずはkonashiタグで検索し、ユーザーが作っているサンプルを確認しましょう(写真2、写真3)。