筆者は英語を勉強中のエンジニアである。この連載では、英語をペラペラになりたい皆さんに向けて、つまずきやすいポイントを中心に具体的に説明している。

 ここまで、ペラペラ化を阻む最大の敵である「恥ずかしさ」(ペラペラ化を阻む「最大の敵」)、ペラペラ化に欠かせない「大量インプット」(まずは英語に「死ぬほど浸る」)、多くの人がハマりがちな無駄(ハマリ度100%の無駄パターン )についてお話ししてきた。

 「ペラペラ実践編」の最終回にあたる今回は「英語学習をいかに継続するか」をテーマとしたい。最初のうちは「もっとペラペラになりたい」と意気込んで勉強していても、時間がたつうちに意欲が薄れ、仕事が忙しくなって結果的に勉強を止めてしまう。こんな人が多いのではないだろうか。

 ペラペラを目指したいのであれば、英語学習を続けるのが必須といえる。せっかく勉強を始めたのに、すぐ止めてしまうのはとてももったいないことだ。

 とはいえ、外資系企業に勤めていたり、会社で使う必要があったりする人はともかく、筆者のようにふだん使う機会も、使う必要性もない人間の場合、英語学習のモチベーションを保つのはそう簡単ではない。

 ここでは英語学習のモチベーションを持続するための四つのテクニックを紹介しよう。それは以下の通りである。

1. 「自分でもできる」ことを実感する
2. 「時間がかかってもいい」と思う
3. 英語勉強仲間を作る
4. 「いつでもやめていい」と思う