<ルック&フィール賞>Square Weather
作者:雅彦氏

 スマートフォンは以前の携帯電話と異なり、常にネットワークを介して通信を行っている。このため、アプリによっては自分からアクセスすることなく最新の情報が表示される。勝手に通信を行うことは嫌がる人もいると思うが、これがスマートフォンならではのメリットでもある。もちろん、アプリによっては自動的な通信を停止する設定が用意されている。しかし、たとえば天気予報などは常に最新の情報が表示されるので、便利な機能といえるだろう。

 天気予報は、知りたいときにすぐ確認できることが重要だ。そのため多くのスマートフォンでは、天気予報の情報が常にホーム画面に表示されている。天気予報の情報をもっと見やすく、しかもオシャレでハイセンスにと開発されたのが、「ルック&フィール賞」を受賞した「Square Weather」だ。基本的にはホーム画面に表示するウィジェットとなっており、天気情報を「文字と色」だけで表現し、極限までシンプルにした、「直感的天気予報」だ。

 ウィジェットなので、ホーム画面の長押しでウィジェットを選択しておけば、常にホーム画面に表示されるようになる。天気予報を表すのはアイコンサイズの四角形がふたつで、左側が当日、右側が翌日となる。天気の色分けは、晴れが赤、曇りが緑、雨が青などと色で表示されるので、ひと目でわかる。

写真●SquareWeatherウィジェット
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 ウィジェットをタップすればアプリが起動し、直近4日間の天気に加え、最高・最低気温も表示される。さらに画面をタップすると、地点、日付、降水確率、曜日まで表示される。

写真●SquareWeatherアプリ
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写真●さらに画面をタップすると、地点、日付、降水確率、曜日まで表示される
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 スマートフォンを横にすると、1週間ぶんの天気が表示される。天気予報の地点や更新間隔、更新基準時間などは設定から変更できる。

写真●スマートフォンを横にすると、1週間ぶんの天気が表示される
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 究極にシンプルなデザインでありながら、最も知りたい情報が一目でわかる、スタイリッシュかつ実用的なアプリだ。