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企業のためのゲーミフィケーション事始め

第14回【事例】ニュースサイト「ハフィントンポスト」、第三者の評価を可視化

深田 浩嗣=ゆめみ代表取締役 2013/06/19 ITpro

 前回は3つ目の事例として、開発者向けのQ&Aサイト「Stack Overflow」を取り上げた。立ち上げから約5年経っているだけあって、非常に作りこまれたゲーミフィケーションデザインになっていることが分かっていただけたのではないかと思う。

 今回は、米国で立ち上がり、最近朝日新聞社と提携して国内でも提供が開始されたニュースサイト「ハフィントンポスト」を取り上げる。このサイトはブログ型のニュースサイトで、様々なブロガーが記事を投稿する形でできあがっている。米国ではオバマ大統領も記事を投稿するなど、多くの著名人が起稿するサイトになっている。

 このサイトのもう1つの特徴として挙げられるのがコメント欄だ。国内版はまだそれほどでもないが、英語版のハフィントンポストはコメントの量が非常に多く、ディスカッションがさかんに行われている。単なる情報提供型のサイトではなく、ユーザー同士の活発な交流を生み出すことに成功しているのもこのサイトの面白いところだ。この秘訣の1つがゲーミフィケーションデザインにあると筆者は考えている。今回はその仕掛けを見ていこう。

写真1●ハフィントンポストのトップページ
[画像のクリックで拡大表示]

 写真1はハフィントンポストのトップページだ。まずニュースサイトとして特徴的なのが、各記事についているコメントの数が表示されていることだ。これを見ることで、それぞれの記事がどの程度話題になっているのかが一目で分かるようになっている。

 記事の下部にはコメント欄がついている。日本語版の記事はまだコメント数がそれほど多くないので、英語版も併記しながら見て行こう(図1)。日本語版、英語版いずれも共通しているのが、コメントを書いているユーザーがどのようなユーザーなのかが分かるようになっている点だ。例えばそのユーザーの「ファン」の数が表示されている。日本語版では現状はやや目立たないが、投稿コメントに対して「お気に入り」が押された数も出ている。

図1●日本語版および英語版のコメント欄の例
[画像のクリックで拡大表示]

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