我らプロフェッショナル 世界を元気にする100人
目次
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「ネットワークはオープンソースのアプローチで進化する」~マーティン・カサド氏・米ヴイエムウェア ネットワーク担当チーフアーキテクト
「SDNはイノベーションが大事。標準化が早すぎるとイノベーションが阻害される。これからはネットワークの分野でもオープンソースのアプローチが最重要になる」。こう語る米ヴイエムウェアのマーティン・カサド氏は、ネットワークの世界で今最もホットな話題となっている「SDN」の先鞭をつけたキーパーソンだ。
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「“バーチャルCTO”としてスタートアップ企業を支援します」~倉貫義人氏・ソニックガーデン社長
「今、力を入れているのは“バーチャルCTO”としてスタートアップ企業を支援することですね」。ソニックガーデンの倉貫義人社長に近況を聞くとこんな答えが帰ってきた。同社は「納品のない受託開発」というビジネスモデルを追及している。
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「自腹を切ってでも動くものを作らないと『なるほど』と思ってもらえません」~笹尾和宏氏・新日鉄住金ソリューションズ ワークスタイルイノベーションセンター
「グーグルグラス」の登場でにわかに話題となっているメガネ型コンピュータ。しかし日本には、すでにメガネ型コンピュータを業務支援システムに取り入れ、実用化する動きがある。この取り組みを推進するのが新日鉄住金ソリューションズ ワークスタイルイノベーションセンターの笹尾和宏シニア・マネジャーだ。
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「自分の名刺代わりになるプロジェクトを作りたい」~増井雄一郎氏・プログラマー
iPhone向けアプリをRubyで開発できるようにするOSS「MobiRuby」。このソフトを個人で開発したのが、Rubyコミュニティなどで著名なプログラマー増井雄一郎氏だ。「なぜMobiRubyを開発したのか」。同氏の回答の一つが、「自分の名刺代わりになるプロジェクトを作りたいから」というものだ…
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「パソコンは万人にとって使いやすい機器であるべき」~今井啓二氏・NPO法人ICT救助隊副理事長
「体が思うように動かせない人にとってパソコンは社会との重要な接点になります。ですからパソコンは万人にとって使いやすい機器であるべきでしょう」──。NPO法人ICT救助隊の今井啓二副理事長は身体障害者にとってのパソコンの存在意義をこう語る。
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「今回のイベントは異業種格闘技」~外村 仁・エバーノート日本法人会長/First Compass Group共同代表
“異業種格闘技”というとちょっと物騒に聞こえるが、その意味は、さまざまな業種とのコラボレーションを通じて新たな出会いを実現し、これまでにない発想で何かを起こすことにある。エバーノート日本法人会長の外村仁氏が、このところよく口にする言葉だ。
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「でっかい風車に何度もヤリを刺していたら、今回は当たりました」~鈴木みそ・マンガ家
マンガ家の鈴木みそ氏は2013年1月、米アマゾン・ドット・コムで、商業誌に連載していたマンガ「限界集落(ギリギリ)温泉」の電子書籍版を自ら売り始めた。編集やデータの変換などすべての作業を自分で手掛けた文字通りの“個人出版”ながら、発売2週間で4巻合計約4000冊を販売した。
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「コンピュータに5番目の役割を持たせたい」~酒匂秀敏氏・ブレイズ・コンサルティング代表取締役
「意志決定を支援する存在であること」――。それが酒匂秀敏ブレイズ・コンサルティング代表取締役が信じて疑わない、コンピュータのあるべき姿だ。
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「学際的な学問の場には、情報社会への問題意識を持った学生が必要」~石川幹人氏・明治大学 情報コミュニケーション学部長
高等学校の普通教科「情報」は、必履修にもかかわらず現場では「実際には授業をしていない」などの問題が生じている。こうした中、明治大学情報コミュニケーション学部は2013年4月入学の学生を対象に「情報」による入試を実施した。これを推進したのが情報コミュニケーション学部長の石川幹人氏だ。
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「日本の“家電力”は世界一」~岩佐琢磨氏・Cerevo CEO
ベンチャー企業と言えば、ひところはスマートフォン向けのアプリやサービスの開発など、ソフトウエア分野に脚光が当たっていたが、最近はハードウエアの開発・販売を志向するメーカーの起業も増えている。そんな日本の”メーカーズムーブメント”の草分け、ハードウエアベンチャーの旗手が岩佐琢磨氏になると思う。
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「日本のために要件定義スキルを底上げしたい」~水田 哲郎氏・日立コンサルティング シニアディレクター
筆者は10年以上にわたって、要件定義のスキルに長けたエンジニアに取材し、そのノウハウを他のエンジニアが実践できるように手順化する取り組みを続けてきた。その過程で出会ったのが、要件定義のエキスパートである、日立コンサルティング シニアディレクターの水田哲郎氏だ。
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「技術者は外に目を向け、自分から情報にリーチしよう」~近藤邦昭氏・まほろば工房代表取締役
「技術者は外に目を向け、様々なコミュニティに参加し、人とのつながりを広げ、お互いを高めていく必要があると思います」。国内のインターネット技術者の草分けの一人、まほろば工房代表取締役の近藤邦昭氏はこう語る。
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「運用業務の全体を俯瞰しよう、そうすれば生産性を高められる」~蝦名裕史氏・アシスト システムソフトウェア事業部 技術1部 部長
「運用の改革が進まないのは運用業務の全体像が見えていないから」。システムのオペレーション業務に詳しいアシストの蝦名裕史氏(システムソフトウェア事業部 技術1部 部長)はこう指摘する。
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「アドレナリン全開で没頭すれば、どんな仕事も面白い」~田島弓子氏・ブラマンテ代表取締役社長
「会社からお給料をもらっている会社員がやるべきは、与えられた仕事をこなすこと。仕事のやりがいや面白さは与えられた仕事から見いだすもの」。就活学生あるいは新入社員がブラマンテの田島弓子社長の言葉を聞いたなら、目から鱗が落ちる思いがするのではないだろうか。
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「一つを掘り下げるより、広げる力が大切」~喜々津哲氏・東芝 研究開発センター スピンデバイスラボラトリー研究主幹
「こんな大容量に、一体何を入れるんだ」――。九州大学の学生だったころ、喜々津哲氏は1MB以上のフロッピーディスクを初めて目にしたとき、真剣にそう思った。しかし、実際に使ってみると全然足りない。「人間の欲望には限りがない。これからも容量があればあるだけ、新しい使い方、需要が生まれてくる」。
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「日米で技術者の力に差はない」~鵜飼裕司氏・フォティーンフォティ技術研究所社長
WinnyやShareの暗号の解読など、フォティーンフォティ技術研究所(FFRI)社長の鵜飼裕司氏はセキュリティ技術者としての知名度が高い。個人としての活動が注目され、米イーアイ・デジタル・セキュリティーにスカウトされて渡米。帰国した2007年7月にFFRIを創業した。
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「SEにとって百年に一度のチャンスが来た」~横塚裕志氏・JISA副会長
「SEにとって、百年に一度のチャンスが来た。これからはSEの時代だ」。この6月、情報サービス産業協会(JISA)の副会長に就任した横塚裕志氏はこう語る。横塚氏は保険会社のシステム部員として社会人のスタートを切り、CIO(最高情報責任者)を経て、システム関連会社の社長を務めてきた。
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「デジタル技術でリビングにオーディオを復権したい」~山本喜則・東和電子社長
リビングルームに鎮座していた大型のステレオセットが消えてから久しい。音楽は一人ひとりがヘッドフォンをして、携帯型の音楽プレーヤーで聴くのが一般的になった。 東和電子の山本喜則社長はそんな状況を憂い、「ヘッドホンに取って代わられたオーディオ機器をリビングで復権させたい」と思いを語る。
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「大事なのは情報の自由度です」~當仲寛哲氏・ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所 代表取締役所長
UNIXのシェルスクリプトを使って、大量データを高速処理する開発手法が流通業などで利用されている。この「ユニケージ開発手法」を提唱するユニバーサル・シェル・プログラミング研究所の當仲寛哲代表取締役所長は、もともとはダイエー社員でコンピュータとは無縁、コマンドやシェルスクリプトなどはまったく知らなか…
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「地デジTVはもうすでに原始型スマートTVだ」~安藤聖泰氏・JoinTV開発リーダー
「全世帯にほぼ普及した地デジTVは“原始型”のスマートTVです」。日本テレビ放送網編成局メディアデザインセンターメディアマネジメント部の安藤聖泰氏はこんな主張をしている。スマートTVに厳密な定義はまだないが、従来の放送に加え、インターネット上の各種サービスも使えるものを指すことが多い。
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