我らプロフェッショナル 世界を元気にする100人
目次
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「『面白いじゃん』と言わせたい」~西郷彰氏・リクルートテクノロジーズ ビッグデータグループ シニアアナリスト
高度な分析手法を駆使し、大量のデータから隠れた真実を鮮やかにすくい上げる――。「21世紀の最もセクシーな職業」とも言われるデータアナリスト。リクルートテクノロジーズのシニアアナリスト、西郷彰氏はまさにこのイメージを体現する人物だ。
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「何千万ものユーザーに使ってもらえる。それがITの力」~太田一樹・米Treasure Data CTO
「世界で数千万のユーザーに使ってもらえるサービスを作り出せるのがITの力」。こう話すのは、ビッグデータの処理基盤をクラウドとして提供する米Treasure Dataの太田一樹CTOだ。ユーザー企業は保有する大容量データをTreasure Dataのクラウド上に格納し、データ分析ができる。
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「電子書籍は読み放題か無料になる」~赤松健氏・Jコミ代表/漫画家
電子書籍市場は、サービスもコンテンツも増えているものの、まだ紙の市場を置き換えるほどの存在にはなっていない。そうした中、注目を浴びるサイトがある。無料で漫画が読める「Jコミ」だ。週刊少年マガジンで「ラブひな」「魔法先生ネギま!」を連載していた人気漫画家の赤松健氏がJコミの主催者である。
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「社会インフラの全体最適が未来をつくる」~戸辺昭彦氏・日立製作所 スマートシティプロジェクト本部 副本部長
エネルギー、水、道路・交通。これら社会インフラに高度な仕組みを持たせ、安心・安全で、より便利なライフスタイルを実現する。いわゆる「スマートシティ」だ。日立製作所 スマートシティプロジェクト本部の戸辺昭彦副本部長は、こうした各種のスマートシティプロジェクトを引っ張っている。
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「情報発信の楽しさを伝えたい」~藤代裕之・法政大学社会学部准教授
「情報発信の楽しさ、メディア作りの楽しさを伝えていきたい」。こう語る藤代裕之氏は国内のアルファブロガーの1人として知られる。2004年からブログ「ガ島通信」を執筆しており、ソーシャルメディアの研究・活用について著作も多い。
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「通販はサイエンスです」~田邉道夫氏・千趣会社長
通販大手の千趣会の社長、田邉道夫氏は経営者としては異色の経歴の持ち主だ。若い頃に情報システムの設計、開発から運用まで、全てを一手に担当した。「なぜだか分かりませんが、白羽の矢が立ちまして、私がゼロから何もかも全部やりました。1970年のことです。もう随分古い話ですね」。
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「プログラミングはパズルみたいで面白い」~角南萌氏・中学生
「プログラミングはパズルみたいで面白い。画面が完成したときと、エラーを直して動いたときの達成感がたまらない」。こう話すのは角南萌氏。中学生にしてスーパープログラマだ。プログラミングに目覚めたのは2011年夏。米スタンフォード大学のサマーキャンプに参加し、プログラミングの基礎をみっちりと学んだ。
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「IT界のジャニーズを作る」~水野雄介氏・ライフイズテック代表取締役
「IT教育を通じて中高生の可能性を最大限に広げる」「日本の教育を変える」――。中高生向けのIT教育事業を推進するライフイズテックの代表を務める水野氏は、こんなビジョンを掲げる。その彼が “教育システム”としてベンチマークにしているのが、高校野球であり、芸能プロダクションのジャニーズ事務所だ。
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「端末アクセスは無線になると確信していた」~小林忠男氏・NTTブロードバンドプラットフォーム社長
「PHS事業を手がけていた頃から、端末のアクセス技術は最後には無線になると確信していた」――。NTTグループの公衆無線LANサービス用のネットワークを構築・運用するNTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)の小林忠男社長は、今年で11年目を迎える公衆無線LAN事業の道のりをこう振り返る。
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「ポストM&Aでは組織統合に時間をかける」~平井康文氏・シスコシステムズ社長
これからの組織は役割が固定されている“野球型”から、プレイヤーが臨機応変にフォーメーションを変えながらリアルタイムに動く“サッカー型”に変わる。シスコシステムズ合同会社の平井康文社長がある講演でこう述べたことをよく覚えている。
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「自作PCの世界をもっと楽しくしたい」~森田健介氏・「Project M」担当
「これが面白いというパーツを企画しても、店員ではやはり限界がある。もっと多くのユーザーに面白いパーツを届けたい」。こう話す森田健介氏は、とあるPCショップの一店員ながら「店員M」として秋葉原の有名人の一人だった。その森田氏が2013年に転身し、店員から「作り手」になった。
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「ソフトを開発する動機は“怒り”」~川口耕介氏・CIツール「Jenkins」開発者
個人がなぜOSSの開発に取り組むのか。リーナス・トーバルズ氏はかつて、Linuxの開発を始めた動機を「Just for fun(楽しかったから)」と語った。一方、「CI(継続的インテグレーション)」ツールのOSS、「Jenkins」の開発者である川口耕介氏は、その動機を「怒り」だと語る。
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「プレゼンとデモはクールにセクシーに」~西脇資哲氏・日本マイクロソフト エバンジェリスト
「プレゼンテーションとデモンストレーションは、クールにセクシーに」。西脇資哲氏のこの言葉を聞いた人は少なくないだろう。同氏は、技術セミナーなどで日本マイクロソフトの製品やサービスに関する数々のプレゼンとデモをこなす「エバンジェリスト」だ。
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「先行者不利益となっていないか」~栄藤稔氏・NTTドコモ執行役員研究開発推進部長
「我々が取り組んでいることは差異化につながっているのか。“先行者不利益”となっているのではないか」。日経コミュニケーションの1月号の特集「NTTドコモ 不振の裏側」で、NTTドコモの栄藤稔・執行役員研究開発推進部長に取材したときのことである。NTTドコモの課題を尋ねると、冒頭の発言が返ってきた。
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「働き方を変えて世界を変えたい!日本から」~平鍋健児氏・チェンジビジョン社長
2006年にソフトウエア会社のチェンジビジョンを設立した平鍋氏は、エンジニアも顧客もハッピーになる開発現場がどうすれば実現するかをずっと考えてきた。実現のために、平鍋氏が取り組んでいることは二つある。
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「クラウドは“黒船”、勝負は創造力で決まる」~榊原彰氏・IBMディスティングイッシュトエンジニア
「クラウドの急速な普及によって、企業情報システムに求められる姿が『記録のシステム』から『契約のシステム』へと一変した。この動きに追随できないSI事業者は淘汰されていくのではないか」。こう語るのは、ITアーキテクトとして20年以上にわたり社内外のプロジェクトで活躍してきた日本IBMの榊原彰氏だ。
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「正しく、楽しくサイエンスを伝えたい」~瀬尾拡史氏・サイアメント代表取締役社長、医師
澄み渡った水の中。螺旋状のリボンが優雅に舞い、宝石のようにきらめく物体がゆらゆらと漂う――。美しく幻想的な3次元CG映像のタイトルは“細胞の世界”。リボンに見えるのはDNA、宝石の正体はミトコンドリアだ。「正しく、楽しくサイエンスを伝えたい」という瀬尾拡史氏の思いが凝縮された作品の一つだ。
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「画質ではなく『使いやすい機能』で勝負、テレビ視聴に革命を」~保田歩氏・ガラポン代表取締役
「テレビ視聴に革命を」。ベンチャー企業のガラポンの保田歩代表取締役は2010年3月の創業当時からこう発言し続けてきた。この夢を実現するのが、ガラポンが開発・販売する専用端末「ガラポンTV」だ。ガラポンTVは、地上テレビ放送8チャンネルをワンセグ画質で24時間2週間分録画できる。
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「歩きながら無線LANを利用可能に」~真野浩氏・IEEE 802.11aiタスクグループ議長
世界の通信や電子技術の標準規格を決めるIEEEの場で、新しい無線LAN規格「IEEE 802.11ai」の策定が進んでいる。真野浩氏は、この仕様策定を進めるタスクグループの議長を務める。802.11aiは、無線LANアクセスポイントへより速く接続できるようにして「歩きながらでも無線LANを使えるよ…
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「それなら僕につくらせてください」~小山亨氏・聖亘トランスネットワーク物流システム課開発グループ
「それなら僕につくらせてください」――。、神奈川県平塚市に本社機能を置く中小運送会社の「聖亘トランスネットワーク」が独自開発した運航管理支援システム「Transporter/ST-Navi」。開発を会社に直訴したのは、同社物流システム課開発グループの小山亨氏らだ。
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