オフショアで勢い増すベトナム
目次
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注目集めるベトナムの新たなIT集積地、ダナン
ベトナム中部最大の都市ダナンは港湾都市として発展し、中部経済の中心地だ。リゾート地としても有名で、北部の首都ハノイや南部の商業都市ホーチミンに比べると、どこかのんびりとした風情が漂う(写真1)。そんなダナンが今、IT産業の新たな集積地として注目を集めつつある。
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「IT産業に最高の優遇措置」を採るベトナム政府
ベトナム政府の、IT分野にかける思いは強い。日本貿易振興機構(ジェトロ)・ハノイ事務所の古賀健司ディレクターによると、政府は2020年までにICT産業を180億ドルに拡大させる目標を掲げているという。その実現のため、同年までに技術者を100万人に増やす計画もある。
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日本のオフショア開発先の10%をベトナムに、日本語使える人材の育成がカギ
Vietnam-Japan IT Cooperation Club(VJC)
会長 グエン・ドアン・フォン「10年後までに、日系企業のオフショア開発先に占めるベトナムの割合を10%まで高める」。ベトナム最大のIT業界団体、ベトナム・ソフトウエア・アソシエーション(VINASA)の日本向けビジネス部会である、Vietnam-Japan IT Cooperation Club(VJC)会長のグエン・ドアン…
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オフショアで勢い増すベトナム
中国に代わる日系企業のオフショア開発先として、急速に定着しつつあるベトナム。IT企業はもちろん、ユーザー企業の中でも開発を委託している企業は少なくない。同国政府はITを最重要産業の一つと位置付け、投資を集中させている。親日国が多いとされるASEAN諸国において、特に日本重視の姿勢が強い点も特徴だ。…
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大規模開発の体制整えるFPTソフト、ポスト中国の定着に挑む
2012年の売上高は、前年比34%増の8100万ドル。2012年12月時点で抱えるIT技術者は約4000人、グループ企業が運営する大学の4年制コースに在籍する学生数は7000人――FPTソフトウェアはベトナムのソフトウエア業界でも代表的な存在だ。ハノイ、ホーチミン、ダナンといった主要都市に拠点を構…
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