Google Developer Group 京都とNFC LABは2013年4月20日、アプリコンテストAndroid Application Award(A3)2013への応募を目指すハッカソンを京都と東京で開催した。A3 2013は、Androidで動くネイティブアプリとWebアプリを対象とするアプリコンテストで、NFCを活用したアプリを表彰する「NFC賞」も設けている。

写真●A3応募NFCハッカソン 京都会場(左)、東京会場(右)

NFC制御のUI周りのライブラリを一般にも公開

 Google Developer Group 京都は、Googleの技術に興味を持つ京都の開発者のコミュニティ。NFC LABは、Androidスマートフォンへの搭載が進むNFCの活用・普及を目的とする開発者コミュニティである(関連記事)。今回のハッカソンは、12日に両コミュニティが開催したアイデアソン(関連記事)に引き続いて行われたもの。会場もアイデアソンと同じ、京都は京都リサーチパーク、東京は豆蔵のトレーニングルームを。アイデアソンで考えだされたアイデアをベースにブラッシュアップや開発が進められた。

 ハッカソンにあたって、NFC LABのメンバーでブリリアントサービスの安川貴志氏が、NFCアプリの開発を容易にできるようにするためのライブラリ「nfc.sc」を提供した。現在、Apache License Version 2.0でハッカソン参加者以外にも一般公開されている

写真●nfc.scを解説するブリリアントサービスの安川貴志氏