現在地から目的地までを案内してくれるナビゲーションサービスは、スマートフォンで当たり前のものとなった。Googleマップなどにも経路検索やナビゲーション機能が搭載されているように、今やナビゲーションは特別なものではなく、日常的に利用されるものとなっている。
そうしたナビゲーションサービスの中でも、高い人気を獲得しているのが「NAVITIME」だ。NAVITIMEはフィーチャーフォン時代から提供されているナビゲーションサービスの1つで、徒歩や公共交通機関の利用を中心としたナビゲーションと、その精度に定評がある。ただし乗換検索機能など一部は無料で利用できるものの、ナビゲーション機能の「トータルナビ」を利用するには、月額315円の有料会員契約が必要となる。
NAVITIMEの「トータルナビ」は有料のサービスだけあって、その機能は充実している。現在地から目的地までのルートを、徒歩から公共交通機関、車などさまざまな交通手段を駆使し、最も早く、安く、乗り換えの回数が少ないルートを検索してくれる。
電車や飛行機だけでなく、バスやフェリーなどに対応しているのも大きな特徴。電車では行けない、あるいは行きにくい場所へのルートもしっかり示してくれるので、遠方への観光に行く時のルート検索に大いに役立つ。車でのルート検索やナビゲーションにももちろん対応しているが、同時にタクシーで移動した時の参考料金を確認できるので、タクシーでのルートを調べるのにも役立てられる。
ちなみにNAVITIMEは、無料でも電車の乗換検索機能のほか、地図検索、周辺のスポット検索など、多くの機能が利用できる。中でもユニークなのが、Android版に用意されている「自宅へ帰る」ウィジェット。現在地から、自宅など登録した地点までの電車の乗り換え案内と、おおまかな到着時間をホーム画面からチェックできるので、帰りが遅くなった時だけでなく、遠方から帰る時のおおまかな時間を判別することも可能だ。
徒歩や車など、さまざまな状況下で素早いルートを検出し、ナビゲーションしてくれるNAVITIMEは、観光にも強い味方となってくれるだろう。
