人件費の安さと、日系企業を重視する姿勢が魅力のベトナム。中国に代わる日本向けオフショア開発拠点として、最も期待を集める国だ。とはいえ、技術者のスキルやマネジメントレベルを懸念する企業は少なくないだろう。本特集では、ベトナムのIT企業への開発発注に踏み切ったリクルートの決断と、現地でベトナム人技術者を多数採用しているIT企業、エボラブル アジアの取り組みを基に、ベトナムの開発技術者の実力を探る。
連載
リクルート流、ベトナムIT人材活用術
目次
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現地企業が明かす、ベトナムIT人材活用の勘所
エボラブル アジア 代表取締役社長 大山智弘氏
2012年3月創業のシステム開発会社、「エボラブル アジア」は「ラボ型オフショア開発」というサービスを打ち出す。顧客企業のプロジェクトマネージャーが、現地で直接ベトナム人技術者のチームを率い、開発プロジェクトを進めるスタイルを採る。顧客ごとに、ベトナム人技術者を新たに採用することも特徴的だ。リクル…
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リクルート、7カ国から選んだ理由
中国やインドの人件費高騰については、委託先をベトナムに変更することで解決した。だが、最初からベトナムと決まっていたわけではない。リクルートは2011年6月から約8カ月かけて、委託先の候補となる国を調査した。
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リクルート、10年ぶりにオフショア再挑戦
リクルートがオフショア開発に再挑戦中だ。委託先として選んだのは、“ネクストチャイナ”として脚光を浴びるベトナム。「ブリッジSEを使わない」、「基本設計から委託する」など、従来のオフショア開発の定石を覆すことで、大規模プロジェクトを担える体制を構築することに成功した。
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リクルート流、ベトナムIT人材活用術
人件費の安さと、日系企業を重視する姿勢が魅力のベトナム。中国に代わる日本向けオフショア開発拠点として、最も期待を集める国だ。とはいえ、技術者のスキルやマネジメントレベルを懸念する企業は少なくないだろう。本特集では、ベトナムのIT企業への開発発注に踏み切ったリクルートの決断と、現地でベトナム人技術者…
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