みなさん、こんにちは。筆者は、この文章をお読みの皆さんの多くと同じく、英語勉強中のエンジニアである。正直、自分の英語力はまだまだだと感じている。

 それでも、英語が全然できない状態で、しかも普段の生活では英語を使う機会が全くないにもかかわらず、仕事の合間に独学で勉強して、米国のワークショップで講師を務めることができた。その後も様々な英語勉強法に取り組んでいる。この辺りの経緯は、以前の連載(私が英語勉強法に挑んだわけ)などをご覧いただきたい。

 さて、今回から始まる3回連載では「ベトナム編」をお届けする。筆者は突然、ベトナムの技術コミュニティーで2013年3月に講演することが決まった。使うのは英語である。

写真●ベトナムの風景

 ベトナム人にとっても日本人にとっても、英語は外国語となる。非ネイティブ同士が英語を使ってコミュニケーションをすると、どうなるか?というお話に加えて、英語でのプレゼン資料作成に関するエピソードや、技術シーンでもこれから盛り上がりを見せること間違いなしのベトナムの魅力を交えて、ご紹介したいと思う。

 今回はベトナムで講演することになったいきさつと、ベトナムの英語事情についてお話ししたい。