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「FreeFileSync」は、指定したディレクトリーの内容を別のディレクトリーに同期させるバックアップソフト。利用シーンを想定したアイコン配置を徹底しており、GUIで操作しやすいのが特徴だ。
「FreeFileSync」は、指定したディレクトリーの内容を別のディレクトリーに同期させるバックアップソフトだ。GUIで直感的に扱える分かりやすさを前面に押し出した作りになっている(写真1)。右クリックメニューやウィンドウ周辺のアイコンで設定をカスタマイズできるため、同期対象をGUIできめ細かに設定できる多機能なツールでもある。
インストール手順
インストールは、Ubuntuの場合はパッケージ、Fedoraの場合はソースコードからビルドする。
Ubuntuでは、まず、画面右上の歯車アイコンをクリックして「システム設定」-「ソフトウェアソース」の「他のソフトウェア」タブを開き、「追加」ボタンでリポジトリーに「ppa:freefilesync/ffs」と入力して追加する。次に、Dashで「update」と入力して「ソフトウェアの更新」を起動して更新後に終了する。最後に、Ubuntuソフトウェアセンターで「freefilesync」を検索し、リポジトリーの更新が終わるまで数分待ってfreefilesyncが表示されたらインストールする。
コマンドでインストールする場合は、Dashから「端末」を起動し、以下のように入力する。
$ sudo add-apt-repository ppa:freefilesync/ffs
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install freefilesync
Fedoraでは、図1の手順で実行ファイルを生成し、端末から
$ FreeFileSync
で起動する。