データ量が増大していくにしたがって形成されていく「集合知」。これをサービスの付加価値につなげるのがビッグデータの本質と指摘する。農業や中小規模の企業など、IT化が進んでいない分野こそ駆使すべきであり、個人でも活用できると説く。著者はICT行政に長く携わっており、活用の巧拙が日本の企業や国の競争力を左右する時代が到来したと警鐘を鳴らす。

ビッグデータがビジネスを変える


ビッグデータがビジネスを変える
稲田 修一 著
アスキー・メディアワークス発行
780円(税込)