社会インフラの老朽化に厳しい目が向けられている。通信も道路や水道などと並ぶ重要なインフラで、それを下支えするのは地下トンネルや電柱などの土木設備だ。エンド・ツー・エンドの通信では、自営インフラも重要な要素となる。通信事業者のインフラ、ユーザーの自営インフラに老朽化の懸念はないのか。取材を基に総点検する。
通信は大丈夫? “インフラ”総点検
目次
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[データセンターのインフラ]老朽化よりも陳腐化が課題
最終回はデータセンターのインフラを見ていこう。取材の結果、データセンターそのものは長持ちするので、設備の老朽化よりも陳腐化が課題として浮かび上がった。
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[ユーザー企業の構内インフラ]“地層化”する古いケーブルに注意
ユーザー企業の構内インフラは、当然のことながら通信事業者のインフラとは大きく異なる。特別な土木設備はなく、配線が通る縦方向のスペース、横方向のスペースが維持管理上のチェックポイントとなる。加入電話やインターネットの回線は、通信機械室にあるMDFやONUで受ける。ここから、IDFやSPB、スイッチを…
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[通信事業者のインフラ2]ケーブルを敷設する地下トンネル「とう道」
通信事業者のインフラの中で、一般の人にはあまり知られていない設備がある。ケーブル敷設する地下トンネル「とう道」だ。NTT東西が保有するとう道の総延長は651km。多くはシールド工法で掘削した地下鉄などと同様のトンネルになっている。今回はこのとう道の状況を見ていく。
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[通信事業者のインフラ1]「道路や水道との違い」がくっきり
通信事業者のインフラはどのようになっているのだろうか。今回はその構成を見ていく。例えば電話では以下のような信号のやり取りで通信が成立する。家庭やオフィスの電話機から電話線を通り、最寄りの局舎の加入者交換機と接続する。その後、中継交換機のある局舎間の電話線を通って信号が伝送され、通話相手の最寄りの局…
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通信は大丈夫? “インフラ”総点検
社会インフラの老朽化に厳しい目が向けられている。通信も道路や水道などと並ぶ重要なインフラで、それを下支えするのは地下トンネルや電柱などの土木設備だ。エンド・ツー・エンドの通信では、自営インフラも重要な要素となる。通信事業者のインフラ、ユーザーの自営インフラに老朽化の懸念はないのか。取材を基に総点検…
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揺らぐインフラへの信頼、通信にも厳しい視線がくる?
社会インフラの老朽化に厳しい目が向けられている。通信も道路や水道などと並ぶ重要なインフラで、それを下支えするのは地下トンネルや電柱などの土木設備だ。エンド・ツー・エンドの通信では、自営インフラも重要な要素となる。通信事業者のインフラ、ユーザーの自営インフラに老朽化の懸念はないのか。取材を基に総点検…
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