ソーシャルメディアの個人アカウントについて、社内での利用を明確に許可・奨励されているユーザーはわずか4.3%で、禁止されているユーザーは37.5%に上ることが、ITproが実施した調査で明らかになった。

 このアンケート調査は、3月29日から4月5日にかけてITpro上で実施した。有効回答数は691。

 まずソーシャルメディアを利用しているかどうかをたずねたところ、76.8%が「はい」と回答した。いいえは23.2%(図1)。回答者の3分の2強が、ソーシャルメディアを利用していることが分かった。

 
図1●ソーシャルメディアの利用状況
図1●ソーシャルメディアの利用状況

 続いて、現在利用してるソーシャルメディアをすべて選んでもらった(複数回答)。総回答数は1594で、図1ではいと答えたのが531人。平均すると、1人が3つのソーシャルメディアを利用している計算になる。

 結果は図2の通り。Facebookが最もユーザーが多く、続いてTwitter、YouTubeで、これらが“三強”となった。この3つからやや離れる形で、LINE、mixi、ブログ、Google+が中間集団を形成し、niconico、はてなブックマーク、GREEがそれに続いている。

図2●現在利用しているソーシャルメディア(複数回答)
図2●現在利用しているソーシャルメディア(複数回答)