今回は、無償のWeb開発ツールMicrosoft WebMatrix 3のプレビュー版(英語)が公開され、Webサイトの開発が便利になりました。PowerShellをはじめとするWindows Azure各種開発キットも公開され、Windows Azureのリモート操作などが容易になりました。

Microsoft WebMatrix 3 プレビュー公開、Webサイト開発と連携

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 2013年3月21日、無償のWeb開発ツールMicrosoft WebMatrix 3のプレビュー版(英語)が公開されました。Windows Azureとの連携により、Windows Azure Webサイトを含むWebサイトの開発がより便利になりました。

 WebMatrixからサインインを行い、そのアカウントでサービスを管理しているWindows Azureサブスクリプションに接続し、デプロイされているWebサイトを取得することが可能になりました。これまでと同様に、OSSアプリケーションやシンプルなアプリケーションテンプレートを選んでWebサイトを作成でき、WebMatrix経由でWindows Azureへ配置できます。

 Windows Azure管理ポータルで操作しなくても、URLの設定やWindows Azure SQLデータベースやMySQLの作成/設定も同時にできます。

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 また、GITやTFSを利用したソース管理がメニューとして統合されており、Commit/Pull/Pushはもちろん、ブランチ操作などもWebMatrixで実行できます。

 なお、GitHubやCodePlexといったオンラインソースとの連携や、各種デバイス/ブラウザのシミュレーター、Node.js/TypeScriptのコーディングツールなど、便利なツールをExtention(拡張機能)として追加できます。

●関連情報
Microsoft WebMatrix 3 Preview