■「Taskbar Pinner」と「Pin to 8」は任意のファイルやフォルダ、アプリケーションなどをタスクバーやWindows 8のスタート画面にピン留めするフリーソフトである。
■標準の機能ではピン留めできない特殊フォルダやシェルコマンド、ファイルやフォルダなどをタスクバーにピン留めできる。Windows 8の場合にはスタートアップ画面にピン留めも可能だ。

■ソフト名 Taskbar Pinner(Windows 7用、バージョン1.1.0.0)/Pin to 8(Windows 8用、バージョン1.1.0.0)
Win8Win7
英語
■開発 Sergey Tkachenko氏(Happy Bulldozer)
■URL http://winaero.com/
■ファイル Windows 7用:TaskBarPinner.zip(240,838バイト)
Windows 8用:Pinto8.zip(176,655バイト)
■対応OS Taskbar Pinner:Windows 7
Pin to 8:Windows 8
■価格 無料(寄付歓迎)
■評価
(5段階)
★★★★

 この連載で紹介した「Handy Shortcuts」や「SpecialFoldersView」は、特殊なフォルダなどのショートカットをデスクトップに貼りつけるためのツールである。いずれも探し出すのが面倒なフォルダや、わかりにくい操作コマンドを簡単にショートカットとして利用でき便利だ。これらはいずれもショートカットをデスクトップに作成する。もちろん作成したショートカットは任意のフォルダにコピー(移動)して利用できる。

 ところで、Windows 7やWindows 8を使用している場合に、これらデスクトップに表示されるショートカットをタスクバーに「ピン留め」して表示させて利用したいというニーズもあるだろう。これらのショートカットのうち、図1(Windows 7)や図2(Windows 8)に示すように、ショートカットを右クリックして表示されるコンテキストメニューに「タスクバーに表示する」(Windows 7)、あるいは「タスクバーにピン留め」や「スタートにピン留め」(Windows 8)と表示される場合は簡単にピン留めして利用することが可能だ。

図1●Windows 7の標準機能であるエクスプローラのコンテキストメニュー<br>この中に「タスクバーに表示する」と表記されていれば、プログラムなどをタスクバーにピン留めできる。
図1●Windows 7の標準機能であるエクスプローラのコンテキストメニュー
この中に「タスクバーに表示する」と表記されていれば、プログラムなどをタスクバーにピン留めできる。
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図2●Windows 8の標準機能であるエクスプローラのコンテキストメニュー<br>「スタートにピン留め」および「タスクバーにピン留め」。
図2●Windows 8の標準機能であるエクスプローラのコンテキストメニュー
「スタートにピン留め」および「タスクバーにピン留め」。
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図3●タスクバーに表示されているアイコンを右クリックした際に表示されるピン留めのメニュー<br>Windows 7では「タスクバーにこのプログラムを表示する」、一方Windows 8では「タスクバーにピン留めする」と表記される。
図3●タスクバーに表示されているアイコンを右クリックした際に表示されるピン留めのメニュー
Windows 7では「タスクバーにこのプログラムを表示する」、一方Windows 8では「タスクバーにピン留めする」と表記される。
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 あるいは、それらのファイルやコマンドを開いた時点でタスクバーにアイコンが表示されるので、表示されたタスクバーアイコンを右クリックて表示させたコンテキストメニューから「タスクバーにこのプログラムを表示する」(図3、Windows 7)や「タスクバーにピン留めする」(Windows 8)を選択しても同様にピン留めできる。